システムデザイン研究科

情報科学域

高間 康史

最終更新日:2019/02/28

Webインテリジェンス

知的インタフェース、情報可視化、レコメンデーション

  • 高間 康史

  • Yasufumi Takama

研究概要

求められる情報を探す作業は、以前は専門家に任せられていた。しかし、現代ではWebに代表される、大規模かつダイナミックな情報源が利用可能となり、専門家でなくとも、世界中の様々な情報の中から、求めるものを探しだすことが可能になった。
このように大規模な情報源が現れたのはつい最近であるが、あっという間に普及し、規模も拡大した。その成長が今後も続いていくことは、間違いないだろう。
一方、情報源を利用する側、つまり人間はというと、残念ながら、日々拡大・成長する情報源とは異なり、情報処理能力は情報源が普及し始めた頃とほとんど差がない。大規模化する情報源と人間の情報処理能力のギャップは、広がるばかりなのである。そこで高間研究室では、情報をより高度に、便利に利用するためには情報源との間に、人間の情報処理能力をサポートする仲介役「知的インタフェース」が必要であると考え、複数のテーマを設定して研究を進めている。
その中の一つが、膨大な情報からある程度規則性を持ったデータを導きだすデータマイニング技術に、本来人間が持つ優れた視覚認知能力をプラスしたビジュアルデータマイニングの研究である。
すでに多くの企業がデータマイニングの技術を取り入れているが、実際のところデータマイニングによって導きだされる情報は膨大である上に、ビジネスシーンにおいて使えるものか否かは未知数である部分が大きい。そこで、人間の視覚認知能力を最大限に活かした情報可視化技術と、データマイニングを組み合わせることにより、、アクションに繋げられる、説得力のある結論を導きだすという試みを行っている。

最近のトピックス

今後の展望

ビジュアルデータマイニングを教育やビジネスシーンのあらゆる場面で活かすべく、実践レベルでの研究を進めるとともに、情報についてのレコメンデーション方法をテーマとした研究にも注力。情報や商品を推薦する技術は、オンラインショップなどですでに活用されているが、高間研究室では従来とは異なるアプローチでのレコメンデーション方法の研究を進めている。例えば、これまでレコメンデーションは「個人の嗜好」を対象としたものが多かった。しかし、高間研究室では複数人の共感を得る情報提供によるコミュニケーション支援や,嗜好ではなく選好や価値観に基づくレコメンデーションが今後は求められると考え、日常での使用シーンなども踏まえた上での実用化を図っていく。

ビジュアルデータマイニングを用い、「情報可視化」分野の研究動向を分析した例 ビジュアルデータマイニングを用い、「情報可視化」分野の研究動向を分析した例
産業界や自治体の課題のうちで、適用可能な例 データ分析に関するツールの研究開発、情報提供サービス(レコメンデーション、ポータルサイト)など

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